はじめに
会社の更衣室やトイレでの盗撮事件が増加しています。
「職場で誰が…」と思われるかもしれませんが、下記のような場所では、比較的簡単に盗撮を行うことができてしまいます。
- 雑居ビル
- 入室チェックのないオフィス・更衣室
- 男女共同トイレのある会社
- 社員寮
また、退職者、特にトラブルで辞めた人がいる職場や女性が多い職場では、特に注意を払うべきです。
以下で、調査すべき場所、盗撮の発見方法などをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
【参考リンク】あんしんライフ
社宅・寮で盗聴器・監視カメラ(盗撮)が仕掛けられる目的と調査方法
隠しカメラの設置場所や種類|どこから盗撮されるか
会社や職場で盗撮される場合、隠しカメラはどのような種類・形状のものが、どこに設置されるのかをご説明します。
【2-1】フック型カメラ
トイレによく設置されるのが「フックに擬態したタイプのカメラ」です。
このタイプのカメラは、本物の荷物フックと比較すると、カメラの画角の問題もあり、不自然に「低い位置」に設置されているケースが多いです。
また、本物の荷物掛けフックと比べて、100均で売られているような簡素な形状のものも多いです。
そのため、フックの位置や形状などに違和感を覚えたら、フック型カメラの可能性を考えてみましょう。
【2-2】コンセント型カメラ
「コンセント型カメラ」は、フック型同様、擬態させた隠しカメラです。
近年のトイレはウォッシュレットや温座機能付きが標準的になってきましたので、トイレにコンセントがあっても疑問には感じません。
ただ、コンセントの形をした物が、トイレの中でも特に不自然に開けた場所にあったり、便座からコードの届かない場所にあったりする場合は、コンセント型カメラの可能性があります。
コンセントに何か刺さっている場合、異物として気にされる方は多いですが、コンセントそのものが盗撮用のカメラだと思う人は意外と少ないので、盲点になります。
なお、コンセント型盗聴器については、下記記事も併せてご参照下さい。
【参考リンク】あんしんライフ
コンセント(壁の中・タップ型)の盗聴器の見分け方
【2-3】スマホを巧妙に隠して撮影
「スマートフォンを隠しカメラ」として利用する方法があります。
例えば、スマートフォンを、トイレットペーパーのストックの影に隠すケースがあります。
その他にも、スマートフォンを紙袋やダンボールなどに入れて、更衣室に置いておくといった方法も取られることがあります。
ただ、この方法はスマートフォンのサイズが大きいこともあり、注意していれば比較的発見しやすいでしょう。
発覚して逮捕されるケースもこの方法の場合が多いです。
一見「忘れ物かな?」と思うようなものに隠されていることが多いため、注意しましょう。
【2-4】火災報知機や時計、芳香剤に擬態させたカメラ
更衣室によく設置されるのが、「火災報知機」や「時計」「芳香剤」に擬態したカメラです。
特に天井は通常視線が向かない場所であり、設置されていても、よほど警戒していなければ気づくことは難しいでしょう。
また、時計や芳香剤にしても、更衣室に置かれていても違和感のないものです。
設置場所の自由度も高いため、よく利用される盗撮方法です。
【2-5】ネジに擬態させたカメラ
更に見つけにくいものとして「ネジに擬態させたカメラ」による盗撮もあります。
これは加工が前提になりますが、電池ボックスなどを収納できるような形状のものであれば、オリジナルの盗撮機器が作れてしまうので、見つけることが非常に困難になります。
盗撮で使われる隠しカメラの見つけ方・調査方法
次に、隠しカメラの見つけ方を解説致します。隠しカメラは「電波を発信する場合」と「電波を発信しない場合」では、見つけ方が異なります。
【3-1】電波を発信する盗撮機器の見つけ方
電波を発信する隠しカメラを見つける場合は、「電波式盗撮カメラ発見器」という専門器具を用いることになります。
この発見器を利用するシーンとしては、例えばコンビニのトイレなどの調査で利用する場合があります。
いわゆるロードサイド型であれば駐車場を併設しているコンビニも多く、車の中で飲食する人も珍しくないため、これを隠れ蓑にして電波を受信する盗撮者がいるためです。
また、会社のトイレの場合、男女のトイレが隣接していることもあるため、女子トイレに設置した隠しカメラの電波が男子トイレまで届き盗撮されてしまうこともあります。
ただ、電波を受信する盗撮機器の場合、電波の届く範囲が狭く、通常は10~15m程度が限界のため、盗撮者が近くに常駐している必要があります。
そのため、会社での盗撮の場合には、電波を発信しない録画タイプの方がよく使われます。
なお、盗撮カメラ発見器については、下記記事も併せてご参照下さい。
【参考リンク】あんしんライフ
盗撮カメラ発見器の種類・仕組みとは?問題点や他の対策も解説
【3-2】電波を発信しない盗撮機器
電波を発信しないタイプは、基本的には「目視」で見つけることになります。
とは言っても、広いトイレや更衣室の中から、1cmにも満たない小さなカメラを探すことは簡単ではありません。
ご紹介してきたようなカメラの種類と設置位置に注意して、細かく確認するようにしましょう。
また、強力な「赤色LEDライト」を用いると、カメラのレンズがある場所だけ強く反射し、カメラを発見することができます。
【3-3】盗撮発見・調査は、信頼できる専門業者への依頼がおすすめ
隠しカメラは、一般の方が探してもなかなか見つけることは難しいでしょう。
実際にはあるのに「見つからなかったから安心」と思ってしまったり、逆に「見つからなくても不安」が残ったりしてしまいます。
盗撮調査の専門業者は、先ほどご紹介した無線式のカメラ発見器や受信機を駆使した細かい調査が可能です。
また、電波を発信しないカメラであっても、よく設置される場所を中心に赤色LEDライトを照射するなど、経験豊富なスタッフが丁寧に調査することで隠しカメラを発見します。
東京近辺で、盗聴・盗撮の調査をご希望の方へ
会社内のトイレや職場の更衣室での盗撮は、非常に多種多様なカメラが使われ、巧妙に隠されています。
定期的に調査することで従業員の不安を取り除き、安心できる環境を整えることをおすすめします。
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